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2006年9月 9日 (土)

リスニングの授業開始

昨日からリスニングの授業を駿台ではじめました。ひたすた音読の重要性を説きました。それでふと思いついたのが空海弘法大師の「いろは歌」です。きっと空海弘法大師が中国語を習得されるときに、「いろは歌」の感性で音読を欠かさずやっておられたのだろうと思います。

    色は匂へど 散りぬるを  (いろはにほへと ちりぬるを)

    我が世誰ぞ(※) 常ならむ (わかよたれそ つねならむ)

有為の奥山 今日越えて (うゐのおくやま けふこえて)
 
浅き夢見じ 酔ひもせず(京・ん) (あさきゆめみし ゑひもせす(きょう・ん))
 ※ : 「そ」は清音で読まれることもある(上代の音韻体系による)。

末尾の「ん」は付けないのが正式である。古くから「いろは仮名47文字」として知られており、近代以降「ん」という仮名が含まれていないことに疑問をもつ人がつけて書く場合があるだけである。

また、「ん」の位置に「京」を加える場合もある。いろはかるたの最後の諺が「京の夢大坂の夢」となっていることからもわかるように、むしろそちらの方が伝統的である。1287年成立の了尊『悉曇輪略図抄』がその最古の例とされる。

「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」の意。

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